善き人のためのソナタ
久しぶりにはてなにエントリー。
今年映画館で見た映画は少ないが、感想を書いてみる。
『善き人のためのソナタ』
シュタージがどのような影響を与えていたのかこの映画を見てよくわかった。
時代を悲しみ今のあり方を考えるにはとてもいい映画だと思う。
いかに自分自身の真実に素直になる事が素晴らしいことであるか、
それがこの映画の表現力だったように思う。
ベルリンの壁崩壊のニュースもつい最近までの出来事ように思うが、あれから既に17年か。。。
まだまだ傷は癒えないようだ。
つい最近ニュースで見たのは、破られた極秘文書の両面をスキャンして、
つなぎ合わせる技術があるのです。
共産主義が崩壊し、秘密文書を廃棄するためのシュレッダーを酷使したためが壊れてしまったので、
手で引きちぎられた秘密文書が多いんだそうな。
善き人が沢山みつかることを祈ります。
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『樹の海』
珍しく樹海ものって事で、観に行ってきた。
まあまあ、だったかなぁ。
もうちょっとナマナマしくても良かった気がするけど・・・
それだと悪趣味か?(笑)
気に入っているセリフが一個あって、
駅の売店の女の子は元一流企業のOLでストーカーだったんだけど、
ストーカー相手の男は既婚で、その奥さんは、
家まで追っかけてくるOLストーカーから受けた
ストレスのせい(と思っていて)で、子供が流産しちゃって、
毎日の様に嫌がらせの留守電を入れていて、
売店の女の子は、それが普通のような生活送っていたんだけど、
ある日いつものように帰って来て、留守電が入っていなかったときの
「私を許さないでよ!」
ってシーン、良かったなあ。
いいよねぇ。罪悪感って。楽で。
でも全体的には、去年の月刊イッキに載っていた
樹海のマンガの方が面白かったかな。
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『ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ』
つい気になって見に行ってしまった。
衝撃のラストってヤツが気になっちゃって。
なかなか良かったけど。
シックス・センスには遠く及ばない。
ロバート・デ・ニーロのわりに心理学者である部分が
ちょっと物足りなく思った。
普通の父親すぎて逆につまらなかったのかも。
もっと差別化を図ったほしかった。
まぁラスト重視の一発映画だから、しょうがないか・・・
『ドッジボール』
見ちゃったよ。
予想通りのバカムービーだった。
こういうのは嫌いじゃないが、
めちゃくちゃ笑えるって感じではなかったなぁ…ざんねん。
子供の頃に見たらはまってただろうなぁ・・・
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『Shall we Dance?』
ギア様ですよ!
なんといってもすごいのは、日本版とほとんど構成が同じ!
ギア様も「オリジナルは完璧だ。」って言ってたしネ。
もっとも感動したセリフは、
「20年間、君と一緒になって誇りに思うことは、君が幸せなことだ。」
言ってみたいねぇこんなセリフ・・・ガンガレ。
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観たのは先週。
とにかく映像が綺麗で、
内容がてんこ盛りなのに、あっさり味。
おじいちゃんの、
「スパイスとは宇宙だ。」は、なかなかの名言。
どんな仕事も宇宙が見えるまで極めてみたいもんだ…
今日は何となくエターナル・サンシャインを観に行った。
以外?にも、キャスティングが良かったような。
実は、キルスティン・ダンスト結構好きなんだよね。かわいくね?(*^-^)
イライジャ・ウッドがオタク役で出てるのもウケルし。
チャーリー・カウフマン系は、「マルコビッチの穴」しか見てないけど、
今回もわりと特色出てたんじゃないかな。
またまた不思議な感覚につれてってもらった感じがしたので、
ちょっとお得でした。こういうの好きだな〜
印象的なセリフがあったけど忘れちゃったなぁ。。。たしか、
「君の記憶がない時代に逃げよう」だったかな?
斬新なセルフだなと、思ったので覚えてると思ったんだけど。
あと、幼少期に逃げて、鳥を惨殺したあと、
「お前たちに負けないぞ」見たいな感じで、
大人の姿で、子供のいじめっ子たちに挑んでいくが、あっさり倒される。。。
心の葛藤が映像化されているようで、印象的だったな。
去年から予告編を何度も見てたから、
インプリメントされてたのかも知れんが・・・
2chのスレタイで、【忘れることは】エターナル・サンシャイン【許すこと】
とあったが、人は傷心があるから成長できるわけで、
それは、この映画のラストでもちゃんとフォローされている。
逆に、【許すことが忘れること】とも思えるが、
それができたら苦労しないよな♪
これが・・・
なんというか、『エターナル・サンシャイン』の直後はきつかった!
前半の方で、ちょっと寝てしまったよ。
内容は、もう直球ド真ん中。
難しいところはいっさいなし、小学生Welcomeな内容だった。
インディジョーンズも今見たら、あんな感じなのかな・・・
ちょっと寂しいな♪